教職員の方へ

teacher

共に活動していただける教職員様を心よりお待ちしております。
このページでは、各高校・大学様から頂いたお声を掲載しております。
文京学院大学 馬渡一浩教授
第6回大会から参加して、文京学院大学女子高等学校のチームを文京学院大学の学生がサポートする体制でSAGE JAPAN CUPに参加いただいています。
取り組み
間近で拝見して思いますのは、SAGEという取り組みが、今日求められる複合的な社会貢献を大変にユニークな形で具現化した活動であるとの実感です。SAGE は、「グローバル社会、日本社会、日本の教育界という3つの社会への貢献をこの10年間継続して実現してきた実績と、未来へ向けた更なる貢献の可能性を併せ持つ、極めて秀逸な活動」であると思います。
貢献の一つ目は「SDGs対応の実践によるグローバル社会への貢献」です。社会・環境的な取り組みの重要性は、今日では汎地球的な認識になりましたが、SAGE は、いち早く高校生のうちにその重要性を理解させることができるプログラムです。高校生たちが、試行錯誤して作り上げた研究成果を披露し、議論しあう体験を通じて、 課題意識が(一生の財産として)彼らの心に刻まれます。高い社会・環境意識を持つ若者を、毎年毎年育てているのです。参加した各国の高校生たちが永く繋がりあえば、グローバルな社会・環境ネットワークとしても機能していけるでしょう。
貢献の二つ目は「人材開発を通じた日本社会への貢献」です。日本社会の停滞感を見るにつけ、先端的なアイデアを自由な連携の中で発想できる土壌が望まれるところです。 SAGE は、まさにその高校生版です。SAGEの要求水準は高校生にとって容易なものではありませんが、達成できるかどうか確約のない目標にチームでチャレンジした経験は、間違いなく彼ら一人一人の中に残り、毎年着実に蓄積されていくのです。
貢献の三つ目は「学力を総合的に育む実践的な場の提供による日本の教育界への貢献」です。SAGE は学力の3要素を、体験を通じて実践的に身につけていくことができる貴重な場です。それも、3要素それぞれを個別に学ぶのではなく、丸ごと、実践的な体験の中で身体的かつ総合的に獲得して行くのです。 大学生のサポートを得て、 高大連携で、高校生の水準
を超えた達成感も味わってもらえます。 高校段階での学びとして大変に密度濃く、学びの形の象徴的な一事例たりえるのではないでしょうか。近年、高校生による研究発表催事が増えていますが、これら3つの貢献を兼ね備えた取り組みは少ないように思います。類似の取り組みが増えていること自体、SAGEの先進性と社会的価値の大きさを表しているとも言えるでしょう。今日の社会が求める大きな価値を育む母胎だと感じています。
名古屋経済大学 高橋勝也准教授
学校法人市郵学園では、名古屋経済大学市椰高校の高校生と名古屋経済大学の大学生がタッグを組み、第10回国大会よりご参加いただいています。
取り組み
第10回国大会では、世界的なゴミ問題に着目し、身近な課題から解決に挑んでおり高校生は地域社会からも賞賛の声を浴びています。大学生も、高校生への指導・支援で自信に満ち溢れるようになっています。これらの活動は、学園内外で注目が高まっています。
今大会だけで、多くの学校が参加し、その大会が10年間という長い歴史を積み重ねていることを鑑みれば、社会的影響と社会的貢献度が非常に高くなっていると感じています。

参加高校様

high school

東京都立国際高等学校
東京成徳大学高等学校
文京学院大学女子高等学校
東京都立千早高等学校
私立本郷高等学校
東京都立両国高等学校
学校法人郁文館夢学園
名古屋経済大学市邨高等学校

参加者の声

voice

サポーターの大学生の皆さんから多くの声を頂いてます!

私が考えるSAGEの意義は、生徒が持っている力を社会貢献に活かす機会になっている、ということです。「どうすれば人の役に立つか」ということを考えること自体、非常に価値があることだと思います。それが実際に形となったときは、人に喜んでもらえるだけでなく、生徒自身の自信も高まるのではないでしょうか。また、自分では思いつかないようなことにチャレンジする姿は、大人としても刺激を受けます。それは、協力してくださる企業や地域の方々も同じなのかもしれません。それから、生徒にとってのSAGEの魅力の一つは、世界大会につながっているということです。「人のために」という思いを持った高校生同士が国境を越えて繋がれるというのは、単に海外に行けるというだけでなく、世界平和という大きな視点から見ても重要な意義を持っていると思います。

横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校 教諭

大学生サポーターは高校生チームと綿密なミーティングを行い、問題の発見から解決までのアイディアの構築、解決に向けて必要な企業や団体への提案の仕方、計画の実行などすべてに渡り丁寧なサポートを行い、高校生の創造力やチャレンジ精神を充分に引き出し、大会終了までしっかりとサポートしてくれます。参加した高校生は大会を通じて環境問題や社会問題への意識を高め、何事にもチャレンジする精神培い、学生の皆さんの誠実で献身的な活動に支えられて目覚ましく成長します。また、参加校のプレゼンテーションは各企業にも注目され、SDGsの目標の達成、社会貢献活動として高く評価されており、アイディアが商品化されたものも多数あります。国内大会に優勝すると世界大会への出場権が与えられ、国際社会に求められるアントレプレナーシップを磨き世界の高校生と競い合う機会が得られます。他の大会では得られない貴重な経験ができる特別な大会です。

東京都立国際高等学校 教諭

千早高校では「ビジネスの学習を楽しく」のコンセプトで2009年にビジネスの課外活動としてCBP(千早ビジネスプロジェクト)の活動が始まりました。様々なビジネス活動や社会のために役に立つ活動を実施しており、その中の探究的な活動がSAGE JAPANの取り組みになります。
外部機関(大学、企業、自治体)との連携をおこなうことで、生徒たちは学校外の人との繋がりを持つことができ、また、時代や社会のニーズに応じた豊富な体験活動を通して、生徒たちは地域活性化や地域貢献をはじめ社会貢献を実践することによって成長することができる、それがSAGE JAPANの活動です。

東京都立千早高等学校 教諭

本校は、第8回 SAGE JAPAN CUP から3回連続で参加しています。 SAGE JAPAN CUPは、単なるソーシャルビジネスアイデアコンテストにとどまらず、大学生サポーターや大会に協力してくださる企業・諸団体の方と、高校生徒が一緒に考えながらプロジェクトを実践する点において、他コンテストにはない特徴を有しています。本大会を通して高校生の成長も著しく、企業との共同プロジェクトの可能性も期待できるなど、SAGE JAPAN CUP の教育的・社会的意義は大変大きいものと感じています。

東京成徳大学高等学校 教諭

本団体は、過去10年に及び、高校生を対象に、より良い社会を目指す国際目標(SDGs)と起業とを結びつける探究活動を継続してきました。この間、実際に社会で活躍される起業家の方との交流の場、先行する学習者である大学生からの実践指導の場、仲間同士によるピアラーニングの場など、様々な機会をたくさんの高校生たちに与えてきました。教育の形態そのものが変容を余儀なくされる昨今、このことは参加した生徒たちに、これから彼らが社会で進むべき道の指針となったとともに、学校教育の新たな可能性を示すものになりました。
本校においても、参加した生徒たちは、ここでの経験を通して視野を広め、考え方を深め、目指すべき進路を見出し、更なる取り組みに挑戦し始めるなど、それぞれ大きく成長していきました。また、そのような上級生先輩たちの様子を目の当たりにすることで、下級生たちも大きな刺激を受けて、後に続こうとしています。

文京学院大学女子高等学校 副校長
SAGE JAPANへのご参加・ご協力を
お待ちしております。
高校様には参加高校生の募集及び監督を
お願いしております。
ご希望によりSAGE JAPANの各種紹介資料や説明会(訪問・オンライン)といった
募集支援を行っております。
お問い合わせ・ご相談を承りますので、
フォームをご入力いただけますと幸いです。