第8回SAGE JAPAN CUP (2021.3.21)

SAGE JAPAN CUP

第8回大会がオンラインで開催されました。
今年は6校11チームの参加となりました。
各チーム、新型コロナウイルス感染拡大予防の対策を行いながら、プロジェクトを進め、熱い思いが伝わる発表となりました。
また、創価大学Vocal Groupさんのアカペラやイチャリバチョーデーさんのダンスパフォーマンスも披露され、大会を大いに盛り上げてくださりました。

【審査結果】

result

第1位 「IP⁺」
都立千早高等学校

認知度の低い知的財産教育を若者に向け進めつつ、環境や資源の問題にも目を向け環境や経済の両立が可能なプロジェクトである。
学校の指定するソックスに穴が開きやすいという点に着目し、プラスチックの廃材であるプラスチック繊維から作った丈夫な靴下から、使い捨ての文化を見直した。

第2位「忍者」
都立両国高等学校

レシートに着目し、ゴミとして処理されるレシート削減を目標にした。感熱紙のリサイクルを図りながら、SNS等でレシートに関する情報発信を行った。

第3位 「SORA」
都立千早高等学校

『日本の教育が育成する人材』と『社会が求めている人材』にあるギャップに着目し、高校生にキャリア教育を施した。

第3位 「Sirius」
東京成徳大学高等学校

日本における性的マイノリティの理解度の低さに着目し、アライ(LGBTの支援者)について理解を促すセミナーや商品開発を行った。

他にも
・江戸時代のレシピを用いフードロス解消を行ったプロジェクト
・廃棄されたビニール傘を再使用したプロジェクト
・犬猫の殺処分の理解を促す動画を作成したプロジェクト
が発表されました。

大会に参加された生徒・学生さん、協力してくださった企業や団体の方々、各高校の先生方に、
この場を借りて厚く御礼を申し上げます。
変化の激しい社会を生きる若者の為、より多くの高校生により良い教育プログラムを提供できるよう今後とも努めてまいります。
引き続きよろしくお願いいたします。

テーマ事例

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fraME 都立国際高等学校【ジェンダー教育】

LGBTQ+を中心に「多様性」に焦点を当てたプロジェクト。
制作した絵本をオンライン書籍化し、児童館や幼稚園等に絵本を置き子供たちに手を取ってもらった。

TOMORROW 都立国際高等学校 【廃棄傘の再利用】

材質が一定ではないという理由から大量廃棄される傘に着目、
不要になった傘から作成された商品のオンライン販売を行い、チームのホームページ作成、ワークショップを開く。

With World 東京成徳大学高等学校【持続可能な食料生産】

日本はオーガニック食品の消費が少なく、有機農業をやりたくてもできないという農家の方々がいることに着目した。
事前調査より中学生、高校生が有機農業に対して認識が低いため、校内セミナーを開き、ダンボールコンポストを通して持続可能なプロジェクトを提案した。

Sirius 東京成徳大学高等学校 【アライの可視化】

日本における性的マイノリティの理解度の低さに着目し、アライ(LGBTの支援者)について理解を促すセミナーを行い、レインボーフラッグをモチーフとしたキーホルダー、ステッカーの商品販売を行った。

Turtles 文京学院大学女子高等学校【海洋プラスチックごみの再利用】

海に流入する海洋プラスチックごみに着目し、海洋生物を守るためビーチクリーンを行う中で回収したプラスチックごみを再利用しポーチやブローチを作成した。

Passione 文京学院大学女子高等学校【地方創生プロジェクト】

東日本大震災で震災した岩手県釜石市の復興を全国に発信し、地方創生を図るプロジェクトである。
釜石市を紹介するPVを心理学的視点を取り入れ作成し、多くの人に見てもらうことにした。

忍者 都立両国高等学校【レシートの再利用】

レシートに着目し、ゴミとして処理されるレシート削減を目標にした。感熱紙のリサイクルを図りながら、Twitter等のSNSでレシートに関する情報発信を行い、見た人にレシートをなるべく出さないよう喚起を行った。

WATCH★ 都立両国高等学校【フードロスの解消】

現在多くの企業がフードロス解消に向けて様々な対策を講じているが、学校給食や身近な家庭ではあまりフードロス解消が進められていない。みかんの皮、人参の皮等を再利用したレシピをInstagram等のSNSで発信した。

IP⁺ 都立千早高等学校【知的財産権の認知活動】

認知度の低い知的財産教育を若者に向け進めつつ、環境や資源の問題にも目を向け環境や経済の両立が可能なプロジェクトである。
学校の指定するソックスに穴が開きやすいという点に着目し、プラスチックの廃材であるプラスチック繊維から作った丈夫な靴下から、使い捨ての文化を見直した。

SORA 都立千早高等学校【キャリア教育】

『日本の教育が育成する人材』と『社会が求めている人材』にあるギャップに着目し、高校生にこれからの将来を担う主体的な人材の育成を目標にキャリア教育を施しキャリアパスポートの作成を提案した。

Tails 大妻中野女子高校【飼育放棄を防ぐ啓蒙活動】

ペットブームの影で相次ぐ飼育放棄に着目し、
「1人でも多くの犬猫が幸せになるために」という信念で動画を作成し、啓蒙活動を行った。

過去の大会一覧