第7回SAGE JAPAN CUP (オンライン)(2020.7.12)

SAGE JAPAN CUP

第7回大会がオンラインにより開催されました。
第7回大会は当初2020年3月に開催予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大により直前に中止になりました。高校生の活動意欲は高く、緊急事態宣言の解除後に活動は再開。困難な状況のなかで各チームとも工夫をしながらプロジェクトを完成させていきました。

2020 第7回SAGE JAPAN CUP (オンライン)

【審査結果】

result

第1位 「UMI」 
都立国際高等学校

海洋プラスチックゴミの中で最も重量を占めている漁網に着目し、プロジェクトを考案・実践した。
海洋プラスチック問題について広く知ってもらうため、漁網からエコバックとミサンガを作成・販売し、ワークショップを開き教育の場を設けた。

第2位「team IP」
都立千早高等学校

認知度の低い知的財産権を、若者(主に高校生)に発信していくプロジェクトである。インターンシップや、企業と連携していく中で、独自のワークシートを作成し、知的財産権についての授業を行った。

第3位 「Wasted」
都立国際高等学校

プラスチックの過剰な消費に目を向け、問題の根本は「プラスチックがもたらす問題の無知」にあると気付く。身近なレジ袋に目を向けさせるためのエコバッグを作成、販売を通してプラスチック問題全体の意識の植え込みを行った。

他にも
・「スナノミ症」の認知の向上を目的としたSNSを利用した活動
・SDGsの認知向上を目的としたSDGsカードの作成
・ボランティア不足問題解決のための災害復興ボランティアの募集活動
が発表されました。

大会に参加された生徒・学生さん、協力してくださった企業や団体の方々、各高校の先生方に、
この場を借りて厚く御礼を申し上げます。
変化の激しい社会を生きる若者の為、より多くの高校生により良い教育プログラムを提供できるよう今後とも努めてまいります。
引き続きよろしくお願いいたします。

テーマ事例

theme

Nature 豊南高等学校【Flower Project】

フラワーロスに着目し、花の廃棄量を減らす取り組み。
廃棄される花を再利用し、しおりや付箋など、人の役立つものとして活用することを提案した。

HaPPY 豊南高等学校 【】

クローバー🍀 田園調布学園高等部【フェアトレードを促すラベル】

消費者が発展途上国の生産者に対して意識が向いていないことに着目し、
タピオカのラベルにQRコードを載せることで、フェアトレードについて学べる取り組みを提案した。

Wasted 都立国際高等学校 【プラスチック問題解決のエコバッグ】

プラスチックの過剰な消費に目を向け、問題の根本は「プラスチックがもたらす問題の無知」にあると気付く。身近なレジ袋に目を向けさせるためのエコバッグを作成、販売を通してプラスチック問題全体の意識の植え込みを行った。

UMI 都立国際高等学校【プロジェクトAMI】

海洋プラスチックゴミの中で最も重量を占めている漁網に着目し、プロジェクトを考案・実践した。
海洋プラスチック問題について広く知ってもらうため、漁網からエコバックとミサンガを作成・販売し、ワークショップを開き教育の場を設けた。

SUN 中央大学高等学校【回収ボックス】

街中に捨ててあるペットボトルの回収、リサイクルに着目し、リサイクルに積極的になれるような回収ボックスを考案・実践した。

4S 都立両国高等学校【災害復興ボランティア募集の仕組み】

なぜ災害復興ボランティアに高校生がほとんどいないのか。この疑問をきっかけに高校生でボランティアに参加する人の少なさに気づく。
ボランティアに参加する高校生を増やすことを目的に、まずはアンケート調査を行い、要因を探った。
そこから実際にボランティアを企画、実行。高校生が参加したくなるボランティアの仕組みを構築していった。

The SAVERS 都立両国高等学校【「スナノミ症」認知】

三代感染症ではないため国策も無く、日本での認知度も低い「スナノミ症」。認知度を上げるべく、SNSを利用した呼びかけや、「スナノミ症」だけでなく国際問題について支援を行なっている「日本リザルツ」への企業訪問等、高校生が「今、何ができるか」を真剣に考え活動を起こした。

Shrimp 本郷高等学校【アイスブレイクカード】

孤独感に着目し、人と対面する場においてコミュニケーションや自己開示を促す仕掛けとしてアイスブレイクカードの作成を行った。

Coelacanth 本郷高等学校【スムージー】

フードロス問題と健康問題に着目、規格外の野菜を使用したスムージーを作成することで、健康増進とフードロス対策を図った。

Team IP 都立千早高等学校【知的財産権教育】

認知度の低い知的財産権を、若者(主に高校生)に発信していくプロジェクトである。インターンシップや、企業と連携していく中で、独自のワークシートを作成し、知的財産権についての授業を行った。

Honey Bears 文京学院大学女子高等学校【SDGsカード】

小学生から高校生の世代におけるSDGsの認知度の低さを解決すべき課題と設定し、SDGsを学べるような「SDGsカード」を自分達で一から作成し、商品化するプロジェクトである。

Piglets 文京学院大学女子高等学校【水問題対策】

水問題に着目、手作り浄水器の作成や備蓄水の調査を行い、水問題の解決を図った。

過去の大会一覧