第2回SAGE JAPAN CUP (2015.3.21)

SAGE JAPAN CUP

3月21日(土)に創価大学中央教育棟AB103教室にて、第2回SAGE JAPAN CUPが開催されました。
当日は、高校生、大学生、御来賓やメディアの方など約200名近い方々に来場していただきました。

今年度は、昨年の2チームから大きく参加校が増え、6チーム9校の高校生が大会に出場しました。
プレゼンテーションでは、

●東北の高校生の学習環境を提供する案
●子どもを対象に多文化教育を行う案企業と連携をして動物の殺処分防止を求める案
●不登校に対する正しい理解を絵本を通じて行う案待機児童解消に高齢者の協力を求める案
●高齢者の生きがいを趣味を通して作る案

が披露されました。

【審査結果】

result

第1位 「Re:」
都立国際高校

第2位 「NINJA」
私立城北高校、都立富士高校、都立新宿山吹高校、東京工業大学附属科学技術高校

※上記2チームは世界大会への出場権を獲得しました。

今年もSAGE JAPANCUPが開催できましたのは、私たちの活動に賛同してくださり尽力してくださった方々がいてくださったためです。
深く御礼を申し上げます。
今年は初めての世界大会への挑戦、そして第3回大会の開催に向け、さらに注力していきますので、今後ともご支援のほどよろしくお願いいたします。

★SAGE JAPAN CUPの様子をご覧ください!★

主催校挨拶

GEEKのプレゼンテーションの様子

Helpetのプレゼンテーションの様子

Lilyのプレゼンテーションの様子

ほびっちゃ☆のプレゼンテーションの様子

発表中の様子

質問に答える高校生の様子

審査員からの質問の様子

講評

表彰の様子

1位「Re:」2位「NINJA」3位「ほびっちゃ☆」

テーマ事例

theme

都立国際高校 Re: 「被災地の教育支援」

被災地の教育に着目し、大学生と連携しての勉強スペースの設置を考案。大学生が作った映像授業や教材で高校生に学びの環境を提供することで、高校生の進学支援を提案しました。

都立千早高校 GEEK 「異文化への偏見解消にむけて」

 自分たちの実体験をもとに、ハーフ(両親が異なる国籍等を持つ人)が社会的にポジティブに捉えられない現状に注目。解決には早い段階から多種多様な文化や人に触れることが重要であると捉え、小中学校での授業、また、多様な人々が集まれる場を提案しました。

都立千早高校 Helpet 「殺処分される動物の保護」

 現在、施設で多くの動物が殺処理される現実があることに注目。その動物を減らすため、里親を探すプロジェクトを提案しました。海外で企業が実践している例をもとに事業を考案し、日本にある動物保護シェルターには相互間の連携が薄い現状を改善していくことも目指しました。

都立世田谷泉高校 Lily 「不登校改善への支援」

不登校に焦点を当て、一人でも多くの方に不登校の原因になり得る事柄に関する正しい理解を広げることで、問題解決の可能性が見えてくるのではないかと考えました。そこで絵本を使って多くの人に発信し、現状を知ってもらうことで、学校に通う子どもたちが等しく学ぶ権利を保障される社会を目指しました。

私立城北高校、都立富士高校、都立新宿山吹高校、東京工業大学附属科学技術高校 NINJA 「待機児童問題の削減案」

 現在、地域が抱える様々な社会問題は、その地域の様々な世代を繋げて解決することが1つの糸口になると考えました。地域それぞれの世代のニーズを満たし、地域に活力を与える事業を考案。その中で、杉並区の待機児童の問題を受け、児童を元気な高齢者に預けることで待機児童問題を解決し、さらに高齢者の活躍場所を提供する事業案を提案しました。

私立明治大学附属中野八王子高等学校、私立國學院久我山高等学校 ほびっちゃ☆ 「高齢者の生きがいをつくるイベント」

 高齢者に焦点を当て、高齢者の生きがいや、多様な世代との交流をつくるためのイベントを考えました。趣味を持つ高齢者のサークルと高校生のクラブが、趣味のない高齢者や地域の方を巻き込んで活動を行い、発信する場をイベントとして提案しました。趣味を見つけることで、高齢者が生き生きと暮らせる社会を目指しました。

過去の大会一覧